効率的な禁煙が期待できるNRT(ニコチン置換療法)

禁煙は難しく、多くの人が挫折しています。挫折の一番大きな理由はニコチン依存症です。タバコの内容物であるニコチンは大脳の快楽中枢に作用して依存を引き起こします。ニコチンによって分泌される神経伝達物質にはドーパミン、ノンエビネフリン、アセチルコリン、セロトニン、ドーパミンなどがあります。これらの神経伝達物質が脳の快楽中枢を活性化し、多幸感や快感、覚醒効果、緊張緩和などをもたらします。禁煙をスタートすると様々な離脱症状が現れます。これらの症状は体からニコチンが抜け出すために起こるものです。イライラする、落ち着かない、だるい、眠い、口寂しい、タバコが吸いたいなどの症状が出たら軽い運動をして気分転換を図るのがおすすめです。運動内容は散歩やストレッチなどでOKです。十分な睡眠をとり、口寂しい時はお茶を飲んだり、お水を飲んだり、歯磨きをしてリフレッシュします。それでも離脱症状が収まらないときには、NRT(ニコチン置換療法)を試してみるのがおすすめです。NRTとはNicotine Replacement Therapyの略です。タバコの煙に含まれる3大物質はタール、CO、ニコチンです。このうち発ガン性物質を含むのはタールです。NRTはニコチンの離脱症状を緩和するために、ニコチンパッチやガムなどのニコチン製剤を補給します。内容はニコチンのみでタールは含まれないので体に害がありません。ニコチン製剤を徐々に減らしながら、最終的にはニコチン製剤を使わないでいいような状態にしていきます。禁煙のメリットは計り知れません。心臓病やあらゆるガンのリスクが減らせます。ニコチン製剤はドラッグストアでも購入できます。一旦、禁煙に成功しても、ちょっとしたきっかけで喫煙を再開する場合があります。多くはストレスの解消を目的に吸い始めるようです。再び喫煙しないためには、自分なりのストレス解消法を見つけておくことが大切です。